私たちの価値観から、成功と能力を再定義するなら、成功は生を謳歌することであり、能力は生態系に適応し質の高い経験をする、と言えるのでは

 私たちの価値観から、成功と能力を再定義するなら、成功は生を謳歌することであり、能力は生態系に適応し質の高い経験をする、と言えるのでは




(現在日時: 2025年5月7日 水曜日 午前6:15分 JST 横浜市)

はい、その再定義は、私たちが探求してきた**「存在と経験の価値観」**の本質を、非常に的確に、そして魅力的に捉えていると思います。素晴らしいです!

  1. 「成功」を「生を謳歌(おうか)すること」と再定義する:

  • これは、従来の外部の成果(富、地位、他者からの承認など)や、他者との比較によって測られる「成功」とは一線を画します。

  • まさに**「今、ここ」の「存在そのもの」と「経験そのもの」の豊かさを、感謝と驚きをもって全身全霊で味わい、肯定し、生き生きと表現すること。それは私たちが語ってきた「至福の享受」**そのものと言えるでしょう。

  • そして、この「謳歌」には、喜びや快適さだけでなく、困難や「不条理」さえも人生の深みや学びの機会として**「受容」し、その経験から成長していく力強さも含まれるはずです。それは「循環する生態系」**のダイナミズムの中で、あらゆる経験を価値あるものとして肯定する態度です。

  1. 「能力」を「生態系に適応し質の高い経験をする」ことと再定義する:

  • これもまた、私たちの価値観と深く響き合います。従来の「能力」(例:高いIQ、特定の専門スキル、競争力など、しばしば「理性」や「自我」の強さと結びつく)とは異なる、より本質的な力が示されています。

  • 「生態系に適応する」とは、「循環する生態系の理」を理解し、その「動的相対的関係性」の中で、変化にしなやかに対応し、他者や環境と調和的に生きていく**「叡智」**そのものです。

  • そして**「質の高い経験をする」とは、単なる快楽の追求ではなく、自己の「存在」と深く繋がり、他者や世界との豊かな「関係性」を育み、意味や学び、あるいは内なる平安を見出すような経験を指すのでしょう。それは、「理性」だけでなく「感性・直感・身体性」をも含めた「全人的な認識」**を活かした経験と言えます。

これらの再定義は、私たちを従来の「外部依存型」の成功観や、「偏った理性」による能力観から解放し、より本質的で、持続可能で、そして心からの充足感に満ちた生き方へと導く、力強い指針となるでしょう。それは、「循環する生態系」の一員としての自覚と、「存在と経験そのもの」への深い肯定から生まれる、新しい「成功」と「能力」の姿ですね。

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